私の好きな芸人である「天竺鼠」。
関東の番組では聞き馴染みがない名前ですが、関西で知らない人はいないでしょう。
天竺鼠は常軌を逸するボケをする川原と首太担当の瀬下の二人のコンビです。
特に川原の大ファンで公式YouTubeチャンネルも欠かさずチェックしています。
発想力が豊かで一つ一つのボケが適当のように見えて、他の芸人では考えられない唯一無二のボケが特徴です。
そんな彼を一言で表すと
「狂人」
です。
狂人な芸人だと野性爆弾の「くっきー」が有名ですが、川原とくっきーが二人でトークをすると、くっきーがツッコミ側に回ってしまいます。
鑑賞シリーズが狂気
川原はYouTubeでも狂気ぶりをいかんなく発揮しているのですが、特に「鑑賞シリーズ」はもはや何を見せられているのかサッパリ分かりません。
鑑賞シリーズを説明すると
「自分が過去の動画を見てるところを視聴者に見てもらいたい。」
という目的から始まった人気企画?です。
鑑賞シリーズの1本目はこちらの動画になります。
この動画では、過去に川原が霜降り明星のせいやにかけたドッキリ動画を鑑賞しています。
この時は誰もシリーズ化するとは思ってなかったでしょうが、ここから地獄のシリーズが始まりました。
1本目の「鑑賞の鑑賞」が投稿されたのが2019年11月16日で、2020年3月14日には最新作の
「鑑賞を鑑賞を鑑賞を鑑賞を鑑賞を鑑賞しないを鑑賞しないを鑑賞を鑑賞を鑑賞をりんぐりをアイドルが踊るを新宿の人が鑑賞しないを鑑賞」
が投稿されました。
鑑賞シリーズの狂気さは「何を見せられているのか分からない」だけでなく、シリーズが進むにつれ「動画時間が必然と伸びていく」ことです。
1本目と最新作の動画時間は2倍以上差があります。
合わせ鏡みたいに延々と動画が続くような感覚して、YouTubeのコメント欄では視聴者が混乱やパニックに陥っています。
「だったら見るのやめたら?」
と指摘されるかもしれませんが、なぜか私を含めた川原ファンは鑑賞シリーズを見ない選択肢はないのです。
このシリーズが早く終わって欲しいという反面、更新がされないと「えっ?終わっちゃった?」と心配になってしまい、忘れた頃に動画が上がると自然と再生してしまいます。
DVをされる女性のようなもので「別れろ」というのは簡単ですが、いざ優しくされると暴力されたことを許して依存するのと同じ現象です。
これまでの鑑賞シリーズの出演者は
出演者
・秋山(アキナ)
・山名(アキナ)
・川西(和牛)
・石井(コマンダンテ)
・津田(ダイアン)
・橋本(銀シャリ)
・後藤(ジャルジャル)
・海野(ジェラードン)
と無駄に豪華なメンツなので、お笑いが好きな方はぜひぜひ川原チャンネルを登録しましょう。
東京で売れてほしい
天竺鼠は結成4年目の2008年にキングオブコント決勝に進出しました。
このまま売れて東京で活躍する日も近いだろうと思っていましたが、あれから12年が経ち東京での知名度はまだ低いのが現状です。
2019年はM-1グランプリのラストイヤーで残念ながら準決勝敗退でした。
千鳥・ダイアン・かまいたちの関西芸人が東京進出して活躍してるので、早く川原も東京でお笑い席巻してくれることを願っています。
今では人気の野性爆弾のクッキーも売れる前は「時代が追いついてない」と言われていたので、川原の笑いに時代が追いついてほしいです。
ただ、川原は時代の流れと同じようにボケのレベルが進化してるので、時代が追いつかないかもしれないです...
天竺鼠 | |
結成 | 2004年 |
同期 | 藤崎マーケット かまいたち 和牛 山名文和(アキナ) 河井ゆずる(アインシュタイン) バイク川崎バイク |
受賞歴 | 2007年 BGO上方笑演芸大賞 新人賞 2008年 キングオブコント 決勝6位 2008年 笑いの超新星 新人賞 2009年 ABCお笑い新人グランプリ 最優秀新人賞 2009年 BGO上方笑演芸大賞イベントタイトル賞 2009年 キングオブコント 決勝7位 2013年 ABCお笑いグランプリ 決勝6位 2013年 キングオブコント 決勝3位 2013年 THE MANZAI 決勝進出 2014年 ABCお笑いグランプリ 優勝 |
まとめ
正直、これから川原の動画を見る方は鑑賞シリーズは見ないほうがいいです。
なぜなら、訳が分からなすぎるからです。
他にも色んな企画をしている動画はあるので、そちらをご覧いただくことをおすすめします。
私が腹抱えて笑ったのは千鳥ノブとコラボしてる動画です。
川原がひたらすボケまくっていますが、ノブが全てを拾ってつっこんでいて本当に面白いです。
冒頭のほうで先述したように瀬下は首太担当なのでツッコミはしてません・・・